新型クロスカブ110をカスタムして納車。カスタム時の注意点!
さて、新型クロスカブ110を納車させて頂きました。
先行オーダー開始日にご予約を頂いたY様です!
カスタムをしたのでそのご報告です。
このカモフラージュグリーン、新色ということもあり、
すでにご予約をあと2件頂戴しております。
渋いグリーンがいい感じです。
ステッカーチューンをしても楽しそうですね。
そんなY様のクロスカブを早速カスタムです!
まずは、一度味わうとやめられないグリップヒーターです。
こちらはクロスカブ専用品が純正オプションとして販売されております。
スイッチのステーも付属になっていますし、
配線はあらかじめメインハーネス側に設けられているので、
カプラーONで取り付け可能です。
さすが純正!というクオリティです。
そしてもはや必需品のUSB電源ですね。
こちらはあまり目立たないようメーター下に取り付けさせて頂きました。
上記の作業をするのにレッグカバーの取り外しが必要だったのですが、
この作業が少し難しかったので、
今後DIY等で作業される方の参考になればと
下の画像を貼っておきます。
サービスマニュアル上はレッグカバーは左右分割して取り外すようになっています。
しかし、左右カバーの中心部のツメが3か所ハマっていて、
これの取り外しが困難と考え、左右連結したまま取り外しました。
ツメの状態が ↓ の通りです。
無理をすると確実に折れそうです。
(わかる人にはわかる言い方をすると、
AF62/68のディオのボディカバーの連結部と似ています。)
その後、左右分割してから取り付けを行うことで
ツメの損傷を防ぐことができました。
なお、カバー取り外し時に他のボディに当たらないよう養生も必要です。
また、連結状態のまま取り外す時に、
エアクリーナーケースを避けるのに、左右カバーをかなり開く必要があります。
その時にツメを折らないよう注意する必要もあります。
このレッグカバーについては、メーカーに改善要望を出そうと思っています。
フロントスプロケット交換も行いました。
カブ110やクロスカブはもともとがビジネスユースを前提としていることもあり、
ギア比がショート気味です。
そこでフロントのスプロケットを1T大きくすることで、
ギア比がロングになりかなり乗りやすくなります。
今回使用したのはこちらのキタコ製スプロケット。
新型カブ110及び新型クロスカブ110は、
チェーンのサイズが従来モデルとは違っており428サイズになっております。
428サイズ用のスプロケットの適合を色々と調べましたが、
まだネット上には詳しい情報はありませんでした。
そこで直接キタコさんへ問い合わせをしたところ、
グロムを428チェーンへコンバートした車両用のスプロケットが
新型カブ110に適合するのは確認済ということでしたので、手配させて頂きました。
大きさの比較はこのような感じで、
左がノーマル。右がキタコ製スプロケットとなっております。
なお、このキタコ製スプロケットは裏表があり、
裏側はザグリ加工が施されております。
このザグリ加工側がエンジン側になるよう取り付ける必要があります。
(メーカー確認済です^^)
間違えるとチェーンラインがズレますのでご注意ください。
このような形で付くのが正解です。
Y様、この度はありがとうございました。
初めてのカブはいかがでしょうか?
新たなカブ主様として、カブライフを楽しんで下さいね^^
なお、Y様からはNC700Xを下取りさせて頂きました。
今後共もどうぞよろしくお願い致します!
2018年6月2日更新のカスタムブログはコチラ~!